縹と藍

梅雨の時期に露草の青と紫陽花の青を見ながら日本人の「青」感を調べてみました。

露草色とも呼ばれ、露草の花弁から取った汁を染料として使っていたことに由来しています。

(はなだ) ・・・ 古くは青色系統一般の総括的呼び方でありました。

深縹(ふかきはなだ #274765 )、中縹(なかのはなだ #3F729F  )、次縹(つぎのはなだ #618BAD )、浅縹(あさきはなだ #67A7CC )、白縹(しろきはなだ#A3D8F6 )

深縹が一番濃く、順に青色が薄くなって白縹は水色になります。

露草で染めた青は、褪せ易く水にあうと色が消えてしまったようです。

ですから「はかなさ」の例えに使われます。

露草

露草

 

露草、縹色

それに比べ堅牢な青い染めがです。(ちなみに日本の伝統色の藍色 #165e83)

深縹は黒みが帯びる程に染め上げた藍染です。

紫陽花の藍

紫陽花の藍

 

紫陽花の藍(青)

堅牢な 藍染は色が移ろいにくく、古代の官位を持つ官吏の通常の制服に使われました。

青は藍より出でて藍より青し」

「染め上げた青は藍草の青より青い」ことより「弟子が師より優れている」ことの例え。

の青、の青・・・日本人の「青」の価値観は染色にありのようですね。

 

 

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縹と藍” に対して1件のコメントがあります。

  1. 木仙人 より:

    こんばんは 葉桐さん
    日本人は自然とともに暮らしてきたことがよくわかりますね。
    ネーミングにも繊細さがうかがえますね(^^)

  2. お茶屋の葉桐 より:

    おはようございます。
    本当にいろいろな「青」がありますね。
    仕事柄、藍色系統の法被や前掛け、作務衣などを良く使うのですが、
    其々に色の名前があって、繊細な色の違いに加えて、
    日本語での色名前の表現の繊細さに、感動を覚えます。
    長い年月をかけて育んできた、伝統的な「色の名前」これからも大切に
    できれば、と思っています。
    今日も一日、良い日でありますように。

  3. 木仙人 より:

    おはようございます 上野さん
    そうですね
    何気なく見ていた青も見方が変わりますね

  4. 木仙人さん、おはようございます。
    「青」の一色でもこんなに奥が深いのですね。青が好きといっても人それぞれ、どの青か、興味が深まりますね。
    「藍色」って色自体もですが、漢字や音も好きです!(^^)!
    今日もよろしくお願いします。

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