梅雨の時期に露草の青と紫陽花の青を見ながら日本人の「青」感を調べてみました。

露草色とも呼ばれ、露草の花弁から取った汁を染料として使っていたことに由来しています。

(はなだ) ・・・ 古くは青色系統一般の総括的呼び方でありました。

深縹(ふかきはなだ #274765 )、中縹(なかのはなだ #3F729F  )、次縹(つぎのはなだ #618BAD )、浅縹(あさきはなだ #67A7CC )、白縹(しろきはなだ#A3D8F6 )

深縹が一番濃く、順に青色が薄くなって白縹は水色になります。

露草で染めた青は、褪せ易く水にあうと色が消えてしまったようです。

ですから「はかなさ」の例えに使われます。

露草

露草

 

露草、縹色

それに比べ堅牢な青い染めがです。(ちなみに日本の伝統色の藍色 #165e83)

深縹は黒みが帯びる程に染め上げた藍染です。

紫陽花の藍

紫陽花の藍

 

紫陽花の藍(青)

堅牢な 藍染は色が移ろいにくく、古代の官位を持つ官吏の通常の制服に使われました。

青は藍より出でて藍より青し」

「染め上げた青は藍草の青より青い」ことより「弟子が師より優れている」ことの例え。

の青、の青・・・日本人の「青」の価値観は染色にありのようですね。