古箪笥 再生・修復(修理):事例3 親戚に譲る前に・・・
古箪笥をご親戚に譲られるに際し、綺麗にして欲しいとお問合せいただきました。
修理前の様子(before)
画像はお客様よりメールで送って頂きました
(正面、両側面、裏面、抽斗 とそれぞれ撮っていただき送っていただければ
大体のお見積はお出しできると思います)
板の縮みにより裏板や抽斗の底板が外れたり隙ができたりしていました。
その様になると抽斗は機能しません。
縮んだ分は材料を接ぎ、底板や裏板は一旦外し木釘で止め直し。
ただ、今回は板が縮んでも良いよう 逃げ を作っておきました。
塗装は剥がし、再度塗り直し(色調や元の塗装を考え自然塗料のリボスを使用)。
金具は一部腐食しているものもあったので交換。大半はそのまま再使用。
修理後(after)
納品の日は、朝からの雨。
車に積み込むのに往生しました。「せめてお客さまのところで降ろす時は止んでくれ」と思いながら出発。
途中、休憩した道の駅。雨に濡れた鯉のぼり、全く元気無し。
そして、お客さま宅へ到着した時、何とか雨が止んでくれて、無事引渡し終了。
ありがとうございました。
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上記修理費用
二段積み
・板割れなど補修
・抽斗底板貼り直し
・金具(隅金具)交換
・木地調整(サンディング、うづくり)
・再塗装
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修理費用
¥120,000-